
映画『ブレードランナー2049』前日譚となる三つのストーリー
1982年公開のSF映画「ブレードランナー」から35年。現在公開(2017年10月27日公開)している『ブレードランナー 2049』を観る前に押さえておきたい前日譚となる三つのストーリーを紹介します。

2019年のロサンゼルスを舞台に、火星から逃げ出し地球へ潜り込んだレプリカントと呼ばれる人造人間の一味と、それを追う冷酷なブレードランナー(レプリカント専門の賞金稼ぎ)の主人公リック・デッカード。彼らレプリカントたちとの死闘を描いたSF映画「ブレードランナー」は、その後のサブカルチャーに多大な影響を与えたカルトムービーとしてファンの多い作品でした。そのカルトムービーの新作『ブレードランナー 2049』がただいま公開されています。初作の時代から30年後の世界を描いた新作ですが、人間とレプリカントたちが混在する未来の世界となり、初作の時代背景とは大きく異なっているようです。その為に前日譚となる三つのショートストーリーが公開されています。中でも注目することは、アニメ「カウボーイビバップ」「サムライチャンプルー」の監督で知られる渡辺信一郎氏が監督したアニメ『ブレードランナー ブラックアウト 2022』は、日本のアニメクリエーターの底力を感じる作品です。
新作『ブレードランナー 2049』を劇場で観る前に初作を含め、予習しておいたほうがより一層、新作を楽しめると思います。
新作では、昨年、ミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」で注目を浴びたライアン・ゴズリングが主役のブレードランナー「K」を演じ、30年前に消えたリック・デッカードの行方を追い求める物語です。もちろんリック・デッカード役にはハリソン・フォードが出演。監督は、映画「プリズナーズ」や「複製された男」のドゥニ・ヴィルヌーヴがメガホンをとり、前作の監督であるリドリー・スコットは製作総指揮を務めています。
- 映画:ブレードランナー2049
- 公開:日本公開 2017年10月27日
- 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
- 出演:ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード
- 原題:Blade Runner 2049
【渡辺信一郎監督による前奏アニメ解禁!】「ブレードランナー ブラックアウト 2022」
【『ブレードランナー 2049』の前日譚】「2036:ネクサス・ドーン」
【『ブレードランナー 2049』の前日譚】「2048:ノーウェア・トゥ・ラン」
映画評論家の町山智浩さんが映画「ブレードランナー」について熱く語っています。
【町山智浩の映画時評】ブレードランナー 2049
【ネタバレ注意】映画『ブレードランナー2049』町山智浩が疑問に答える2049秒間
映画『ブレードランナー2049』日本版予告編
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